先生
久々に行ったライオン岩の特等席。まあ実は俺は結構な頻度で通っているけど、
未だにあの迫力には慣れずに年をとっていくんだと思う。
梅が終わって、椿も大分落ちて赤の絨毯みたいになっていた。
逆に桜が咲いていて、まだ咲き始めでしっかりしてる頃だったから、花びらはちらちら、ぐらい。
またもうちょっとたったら桜吹雪みたいに綺麗にまってくれるはず。
春は見た目が綺麗で良い。
そういえばずっと仕事の愚痴を言っていた気がする。申し訳ない。あとは他愛もないこと。
授業サボって適当なところに座って話すような、そんな会話。
椿にお釣りをつけたら律儀におつりが帰ってきた。
先生は相変わらずの可愛いロマンチスト。認めないだろうけど。俺にとっては逆に新鮮だから、面白い。
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佐藤
教室で、ノートを借りた。さぼりすぎた。反省しよう。
国語は好きなんだけれど苦手だというのがバレた。まあ、あたりまえか。
高嶺の花のような存在だと言われれば、そうかもしれない。
言葉は美しくて素晴らしい、しかし愛を語る言葉は時によって目も当てられないほど軽く、醜かったりする。
季節を語る言葉は世界にあふれているけれど、あふれている分表現するには知識とセンスがいる。
センスに触れるのは大好きだけれど、同時に面白いほどの劣等感を感じる。
羨ましい。現れる積み重ねが。努力が。俺の前に圧倒した。
俺はいつまで優越感に浸りたい人間でいるんだろう。
恐らくずっとか。あんまりおっさんになっても今のままが続くんなら、出家しよう。
事務員のコガさん
事務員と言う人にはじめてあった。事務、とかだと会う機会が中々無いから会えてよかった。
春の木漏れ日と風は疲れた意識を揺らしてく、眠くなるのは頷ける。
なんとなく、代価を求めてみたけど、もともと代価を求めるほどのことでもなくて、無計画が露になった。
どうでもいいけど、事務員でもなんで学校にいる大人って先生って思ってしまうんだろう。
違いはわかってるんだけど、認識して脳みそがカゴテリわけするとうっかり先生の方へ行ってしまう。
学校の世界観は先生か生徒かなんだと思ってもうちょっと視野を広めていきたいと、おもいました。
作文めいた。
忙しいと書く時間もなくなる。
俺は今まで贅沢な時間としてメモを書いてきたんだ。
人との出会いも変わらず贅沢だ。
忙しいと言って出会いを蔑ろにしている気がする。
何という知的財産の放棄だろう。愚かすぎる。
それでも目の前のことに目がくらんで頭に血栓でも出来ていそうだ。
脳梗塞か脳溢血かくも膜下失血か。どれもおそらく、ゲームオーバーだ。
意識あるうちにいろんなものを見たい。植物人間はそのあとでいい。
思い出にふける時間は長くても3時間でいい。
初めて京都に行った。
今まで行かなかったのは罪に等しいな。恐らく。
圧倒的なものだった。
800年前に建てられて、500年前の応仁の乱のときの弓矢のあとが残ってる。
ほんと、狂ってるな。いい方向で。
あと、付き添いで縁結びのところ。
御神木にあいている、いくつもの五寸釘のあと。
耳から流れてくるのはよりによって椎,名,林,檎,。
ああしくじった、しくじった。が、とてもリアルでした…。
それでも生きてるご神木に漢を感じた。
あのくらいいろんなイヤなものを受け止められる男になりたいね。
五寸釘はイヤだけど。
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